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テーブルウェア・フェスティバル [インテリア・建築]

東京ドームで開催中のテーブルウェア・フェスティバル2007。
先日クリーニング屋のカウンターに、入場割引券が置いてあるのを見つけて、
持ち帰りました。
2000円が1700円になるという。高いな。
パンフレットの裏の講演者の欄に落合なお子さんの名を発見しました。
かつてお義母さんが一緒にテーブルコーディネートのお仕事をしていた方です。
お義母さんも、東京に暮らしていらした時、この東京ドームのイベントに参加された
ことがあるそうで、その準備が大変だったこと、伺いました。
入場料が高いので、行こうかどうか迷っていましたが、
月曜日にバイト先で、このイベントが話題になっており、どうやら皆さんチェック
しているイベントだと分かり、火曜日、さっそく行ってまいりました。


会場の広さ・展示ブースの多さはさることながら、おばさんの量に驚きました。

会場中央は有名食器ブランドの展示と料理研究家や文化人の食卓提案。
周りには180店舗くらいの販売ブース。
それから、テーブルコーディネートの展示、など。

まず中央に入り、大倉陶園の展示を見ることに。

じゃーん、「華麗なる一族」の食卓ですー。ドラマ見ておりませんが。

これは大倉陶園の、春がテーマのコーディネート↓

私の持っていた大倉に対するイメージはこういう、草花の絵の食器なんですが、
こちら、↓このシリーズも大倉のです。ちょっとイメージ変わりました。

漆器のブース。

漆器の作家さんは圧倒的に女性が多い、というのが驚き。
陶芸よりも漆器の方が女性に向いているのか、あるいは
北陸には家を女性に継がせる文化があるのか。どうなんでしょう。
そう言えば、千家十職(茶道の千家が、道具を作らせている10の職人家系)の
塗師である中村宗哲さんも、先代(当代は空席らしい)が女性です。

この後、有田・伊万里・鍋島・波佐見などの展示が多くありましたが、
正直なところ、見慣れた柄が多くて、それほど感動はありませんでした。

販売ブースの様子↓

デパートなんかより半額とか1/3価格で売られているらしいです。
私はそんなに安く感じませんでしたけど。
簡単には行けない遠い土地の食器なら、ここで買う意味があるのかもしれません。

販売ブースの中で目についたものはー、、、
これは紫三島というもの。普通の三島より少し紫がかっていて、光沢がある。

地味なんだけど、ややモダンであり、なんと言うか、色気のある食器で、
手に取っている人が多かったです。

アイデア食器↓

硯のようなこの小皿、お寿司に醤油をつける専用のもの。
確かに、お醤油が付き過ぎなくて、使いやすそうです。

トースト専用の、溝つきのお皿。パンがジメッとしない。
楕円型ってのも、朝食に使いやすい形だと思います。

さてさてまだ続きますよー。

料理研究家や文化人の食卓提案、いくつか。
鈴木登紀子さん↓

ケンタロウさん↓

石坂浩二さん↓

黒柳徹子さん↓

↑テーマはポンパドール・ピンク。
バイト先の方が先週末このイベントに行き、会場にいらしていた徹子さん
を見ての感想は、「ものすごく顔が小さい」だそうです。

次に、一般のテーブルコーディネートの展示から、抜粋。
約70もの展示があり、コンテストらしいです。



←場所は船上だそうです。

ランチョンマットの並べ方、ナプキンの置き方などが工夫のしどころのようです。
各ブースに群がるおば様達は、おそらくご自身もこの趣味?に携わっている
方が多く、花の生け方を特にチェックしているようでした。

ただ、ぶっちゃけて言いますと、素人発言で恐縮ですが、
生き生きとしている食卓は少なかったかな、と。
展示ブースに上からのライティングが十分にされていないのは気の毒ですが、
それにしても、英語でいうneat(小ぎれい・丁寧・きちんとした)なんだけれど
温かさとか、心躍らせるものが足りない。
表現するテーブルが小さ過ぎるのかもしれない。
お茶の世界と比較しますとね、お茶ほど無駄を省いてないし、
お茶の空間ほど伸びやかさが無い。という印象をうけました。

そういう意味では、先に載せた著名人の提案する食卓の方が、抜群に
魅力的で、そこでご飯を食べたい気にさせるものがありました。
どんな料理が出てくるのか、ワクワクする。

テーブルコーディネートのコンテストは、
「ご飯を食べたい気をおこす」ことを競っているわけじゃないのね。

販売ブースには、外国食器のブースもありました。

私は↑このスペインの、ガーリックポットを一つ、そして同じお店で
小皿を4つ購入しました。柄選びに迷った迷った。
ガーリックポットには穴が開いていて、これでにんにくを保管すると
芽が出にくいんだそうです。しょうがの保存にも適しているそうです。

見て回ること約3時間、頭いっぱいになって帰りました。


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コメント 1

Nao

お腹いっぱいになりそうなフェスティバルだね。
でもホント、一般の方のはどれもちんまりまとまりすぎている感じ。。
この中だと石坂浩二さんのがいいかな~。
こちらに来てからお家でちゃんとテーブルコーディネートをしてお食事する機会が増えたのだけど、すごく楽しいよね!
そうだ、遅くなったけれど就職おめでとう~。また報告楽しみにしていまーす。
by Nao (2007-02-11 05:03) 

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