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村野藤吾展 [インテリア・建築]

また前の記事の続きです。3週間前のことです。

MoMATのレストランでのお茶を終えてから、
旦那さまが新橋のゴルフ練習店に行くというので新橋に向かい、
私は汐留のパナソニック・ショールームで時間をつぶすことにしました。

汐留のパナソニックはもともとナショナルです。電工です。
システムキッチン・トイレなど設備機器、内装建材・建具類、照明器具などもろもろ。
9月に自宅の照明器具を検討しに見に行ったときは、照明以外のフロアが改装中が多くて
ほとんど見なかったので、ちょうど良い機会。

と思ったら、ギャラリーで「村野藤吾」展をやっていたので、ショールームそっちのけで
ギャラリーに入ってしまいました。この日は三の丸・工芸館に続いて3件目の展覧会です。

狭いギャラリーが大変に混み合っておりました。若い人が多い。
松下系の会社でタダ券でも配っているんでしょうか。

村野藤吾は建築家です。
オフィスビルやらホテルやら、山ほど設計しています。

1967年のレナウンのテレビコマーシャルを流しているモニターがあって、
そのモデルのポーズがおかしくて、しばらくモニターから離れられませんでした。
イエイエって。
そのコマーシャルの撮影場所が、当時新しかった村野氏の建物だったらしく。
母が社会人になった頃だなあ。

大きなピルだとかの写真の多くは私にはちんぷんかんぷん。
ですが、和風の建物も多く設計していて、お茶室もいくつかありました。

その中でアッと思ったのが「惠庵(えあん)」。
なぜ驚いたかというと、私のお茶の先生が来年1月に初釜を催されるお茶室だからです。
新高輪プリンスホテルにあるお茶室です。
こんなところで思いがけず惠庵の写真を見ることができました。

先生は、ご自宅の稽古場での初釜と、外部のお茶室を借りての初釜と、毎年2通り催されるみたい。
外部のお茶室の方は、会費もグーンと上なので、敷居が高い。
私はお稽古場の初釜で十分です。
惠庵には惹かれるけど、まあ、お茶を続けていれば、生きているうちにまた機会があるでしょ。

私のそばに、70代くらいのおじいさんと30代くらいの若者がいました。
二人の会話がところどころ耳に入ってきます。
どうやらおじいさんは村野氏の弟子らしい。若者はその弟子でしょうか。
村野邸の平面図の前で、
「面接を受けに、ここから入ったんだよー。」

最近は展覧会に行ってもなるべく図録を買わないようにしてます。(増えすぎるから。)
でも今回は、村野氏の和風建築作品が載っている「伝統の昇華」という本を購入。
左ページに歴史的建造物、右ページにそこから発想を得て村野氏が設計した物の写真
が載っていて、なかなか楽しい。
西本願寺の飛雲閣の隣に大阪新歌舞伎座。とか。

時間つぶしのわりに収穫がありました。


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