フィオリキオリの [インテリア・建築]
インテリアライフスタイル展の「Style Japan」というコーナーでみつけたもの。
富山にある㈱高田製作所が立ち上げた、イタリアデザインの花器ブランド「フィオリキオリ」。
面白い形の花器がいろいろ展示されておりましたが、
その中でステキだなあと思ったのが「ミラッジォ」。
ポケットがついたミラーです。
サイズが大小あるうち、大きいのは両面とも同じ加工で、裏にもポケットがあります。
たぶんこの写真だけではインパクトが薄いでしょうね。
形はシンプルですし。
私が見た展示では、この大きなミラッジォに、ドウダンの枝が挿してありました。
表に実際に挿してある枝と、鏡に映る枝と、裏に実際に挿してある枝と。
ミラッジォ大の一辺は30cm程度で、それ自体はそれほど大きくない花器なのだけど、
枝を挿すことでぐっと広がりが出て、爽やかであり、かつダイナミックです。
この花器の空間演出力は、なかなかだと思いました。
miraggio は蜃気楼って意味ですって。
店舗などでは壁を一部鏡にして、空間を広く見せる工夫をしている所がよくありますが、
一般の住宅で、実用以外に鏡を配するのは、なかなか難しいでしょうねえ。
鏡って高価だし。でも鏡による演出、トライしたいものです。
ミラッジォ大の価格は、なーんと136,500円。
ちょっと個人では買えない。成型に難しい技術を要するらしいです。
ミラッジォ小は3万円弱なのですが、やっぱり大きいのが面白いのだ。
だから、大きいサイズの、ミラーは表面のみでポケットは両面ありの商品を、
5万円くらいでお作りになってはいかがかと。
http://www.fiorichiari.com/
eva soloの [インテリア・建築]
北欧デザインを集めたコーナーがありました。
そこで見つけた、鉢。
デンマークのeva solo社の flowerpot
セラミックの鉢の下にガラスの水入れがあり、鉢の底穴にヒモを通して
水を吸わせる鉢です。
水を毎日やる手間がいらないので、家を空けがちな人だとか、ショールームとか
モデルルームとか、あるいは忘れっぽい人(私だ)にはいいのではないでしょうか。
よく、花屋さんでも、下が水入れになっている鉢で売られている花があるけど、
ああいうのって、プラスチックで見た目が悪いから鉢カバーが必要になる。
でもこれなら、そのままでおしゃれ。
ただ、長細い形だから、置き方によっては不安定感があるかなあ。
http://www.evasolo.dk/products-flowerpot.html
Eva Solo社は、1913年設立のEva Denmarkというデンマーク老舗家庭用品メーカーの
子会社として1997年にできたそうな。
こっちが有名じゃない?↓
ゴムのスーツをまとったコーヒーメーカー、cafe solo
アルミの [インテリア・建築]
東京ビッグサイトの4ホールを使っての大規模なインテリア業界の展示会です。
2時間くらいで見たブースは全体の5%程度じゃないでしょうか。
その中で目に留まったものをいくつか紹介します。
まず丸信金属工業のブランド「AL ART」。
もともとアルミニウムの加工をする小さな会社のようですが、今の経営者がどうやら
お花を活ける女性のようで、花器を初め様々なしゃれたインテリア小物を作っています。
それで、アルミ+アート。
中でも私が感心したのは、自由に変形させられる、アルミの輪。
例えば輪を、ガラスの花瓶の中に入れることもできるし、
細めの花瓶に襟を付けるような感覚でまとわせることもできる。
ようするに、剣山の代わり。
ガーベラの一輪挿しとか、花を安定させるの、難しいもんね。
http://www.alart.jp/lineup/index.html
HIROMATSU [インテリア・建築]
むしろネタが溜まってしまって、更新するのが億劫なのであります。
かれこれ3週間ほど前に行ってみた、BALS Tokyo 銀座店。
BALS Tokyoは株式会社バルスが運営するインテリアショップです。
㈱バルスが運営するものとしては、Francfranc(フランフラン)の方が
あちこちにあって、知られているでしょうね。
フランフランのコンセプトが「カジュアルスタイリッシュ」であるのに対し、
BALS Tokyoのコンセプトは「from Tokyo」ときた。何でも有りな姿勢ですねえ。
フランフランと比べると大人向けのスタイリッシュなインテリアってところ?
さて銀座店を訪れてみると、木製家具が目に付きました。
もっとCOOL Modernに偏っているのかと思っていたので意外でした。
竹の集成材を使ったテーブルや椅子など、すっきりしていて感じ良いです。
いいなあと思ったのが、福岡の広松木工という会社が作っている、Shaker シリーズ。
アメリカのShakerスタイルの無駄のない形に、カラーテープ座面がアクセント。
テープの色の組み合わせがいろいろ選択できるようです。
そのシリーズのKids Chair ↓
http://hiromatsu.shop-pro.jp/
http://www.balstokyo.com/jp/
沼津御用邸 [インテリア・建築]
釣りだけで帰るのも何なので、沼津御用邸記念公園に行きました。
葉山や那須は知っていたけど、沼津に御用邸があったとは。
明治26年から昭和44年まで、御用邸として使われていたそうです。
沼津御用邸には、本邸・東附属邸・西附属邸の3つがありました。
本邸は昭和20年に空襲で焼失。
東附属邸はお茶会などに今も使われているようで、
西附属邸は内部を見学することができます。
西附属邸は、明治20年に建った川村純義伯爵の別荘を、
明治38年に宮内庁が買い取り、昭和天皇とその兄弟のための御用邸
としたものだそうです。何度か増築されています。
インテリア フェスティバル [インテリア・建築]
24日に、東京ビッグサイトで開催されていた「インテリア フェスティバル2007」
に行ってきました。
インテリア産業協会が主催する、インテリアのトレンドを紹介する展示会です。
http://www.interior.or.jp/ifes/index.html
行ってみたら、展示ブースが多すぎて、どこから見てよいのか分からず、
最初から気分ぐったり。
それもそのはず。
日本インテリアファブリックス協会主催の「ジャパンテックス2007」
日本インテリアプランナー協会主催の「アイペック(IPEC)」
国際家具産業振興会主催の「東京国際家具見本市(IFFT2007)」
が同時開催なんですもん。
そんなに一度に見て、情報を得ようとしたら、頭パンクします。
IFFT以外の3つの催しは西展示ホールで開催しており、
わたくし、どこからどこまでが何の会場なのかも分からず。
自分の頭が故障しないように、ほとんどのブースの横を素通りし、
壁クロスとウィンドウトリートメント(カーテン等)の企業ブースだけ見ることにしました。
OZONE [インテリア・建築]
とっても久々に新宿のリビングデザインセンターOZONEに行ってみました。
インテリア関連のショールームが集まっている所です。
以前と変わり映えのしないショールームもあれば、ずいぶん変化した所も。
目に付いたブランド・商品は・・・
1.林物産の「Style France」というブランド
http://www.stylefrance.co.jp/
どうやら最近あちこちのデパートに進出しているブランドらしいです。
フェミニンでキラキラ系。全てこのブランドで部屋をコーディネートしたら、
それこそ、お姫様部屋になってしまいますが、一つ一つの色合いがきれいなので、
アクセント使いに、よろしいんじゃないかしら。
最近はクールモダンな空間にキラキラのシャンデリアとか、流行ってるようですし。
スタンド照明がかわいらしかったです。
スカンジナビアン [インテリア・建築]
以前から気になっていた、中古の北欧家具を扱う
スカンジナビアン・ファニチャー・サービス(SFS)のお店を見に行きました。
場所は用賀です。
用賀は遠くないのですが、周辺が一方通行道路だらけで、辺りを
何度もぐるぐる回ってしまいました。こういう時はナビが欲しいー。
1960年代あたりの家具がたくさん置いてあります。
シンプルでありながら、柔らかい印象の家具が多いです。
今回は惚れ込むほどの家具はありませんでしたが。
ヤコブセンのセブンチェアーや蟻んこチェアーがSaleだったのは
ちょっとひかれました。
家具屋を出てから、近くの「用賀倶楽部」というカフェレストランへ。
こちらは、SFSが企画した店舗で、北欧家具が置かれています。
ミッドタウンへ [インテリア・建築]
先日、六本木の東京ミッドタウンへ、行ってまいりました。
施設を説明してもらえる「ミッドランドツアー」にも参加しました。
ご一緒したのは、オランダから一時帰国されているNaoさん。
人の流れに従って、建物の中に入ると、まず、
高い天井からまっすぐ静かに宙を流れる水に目が行きました。
どういう仕組みか気になりつつ、急いでランチするお店を探しました。
レストランはどこも長い行列。
暑かったこともあり、より空いているお店を探す気力が乏しく、
とりあえず、比較的待っている人が少なかったレストランを選択。
席に通されるまでに30分ほどドリンクだけ頂きながら待ち、
席に通されてからは、30分でたいらげ、数分遅刻してツアーに参加。
イヤホンを渡されて、群れに加わりました。女性のスタッフが
20名ほどを引き連れて解説しながらミッドタウン内を巡ります。
ミッドタウンはどうやら6つの建物と、その周りの公園から
なっているようです。「ガレリア」とか「プラザ」と名づけられた空間は、
建物と建物の間にあるショッピングエリアを指すようです。
レジデンスのお家賃は、70万~700万円だそうです。月額ですよ。
遠目にはゴールドに見える外装部分は、木目調でした。
実際に木目の部分と、単にスチールに同じ色をつけた部分とあります。
高層のミッドタウンタワーは、側面がやや膨らんでいます。
竹かごをイメージした膨らみだそうですが、
言われなきゃ分からない程度の控えめなふくらみです。
正直なところ、私はあちこちに配置されたアート作品には
それほど興味が持てません。そこにそれがなきゃいけない理由が
よく分からん。私に遊び心が乏しいのかな。
けれど、ガレリア内のデザインは、素敵な部分がいろいろ。
ガレリアは、地下1階から3階までが吹き抜けになって、その周りに
お店が並ぶエリア。地下から見ると、こう↓
地下から上に伸びる竹は本物、ですが、葉っぱは作り物。
吹き抜け部分の白いパネルは、暖簾をイメージしたデザインだそうですが、
のれんと言うより抗菌まな板のようで、それよりも、
虎やの白い暖簾の方がよっぽど美しい、というのが笑っちゃうところ。
1・2・3階にそれぞれ橋がかかっていて、その手すり壁部分に
和紙を入れてあります。↓3階の橋の外側と内側
これはなかなか美しいです。
和紙の模様は、下から社・木々・空をデザインしたもの。
実はガレリアのデザインは神社をモチーフにしていて、1階のゲートは鳥居を
イメージしたもの(写真撮り忘れた)で、なので入ってすぐの所に水があるわけです。
水は、ピアノ線を伝ってまっすぐ落ちていきます。
お店の看板の形は全て行灯風のデザインに統一。
柱の中のショーケースには、開発時に発掘された陶磁器が展示されていました。
(この土地は、毛利家のお屋敷→陸軍→防衛庁の跡地です)
床材は竹。柔らかいので既にハイヒールの傷跡がたくさんです。
ちょっとおもしろい形の木製のベンチがあちらこちらに配置されていました。
最近のシックな雰囲気の商業空間は濃い色の木目を使っているところが多い
と思われますが、ここは明るい木目で落ち着いた雰囲気になっていると思います。
3階にはインテリア雑貨を扱ったお店が何軒もあるのですが、
それぞれシャレてはいるけれど、やや商品を絞り込みすぎている風で、
例えばお友達へのプレゼントでも選ぼうかとした時に、適当なものが
見つかるかというと、ちょっと難しいかもしれない、と思いました。
1・2階のお洋服のお店は、私には手が出せない価格帯だと思われます。
おみやげに、浅野屋というパン屋さんでパンを買って帰りました。
初 IKEA [インテリア・建築]
先週土曜の午後、姉の家を夫婦で訪問し、そこに遊びに来てくださった
浜松に住んでいた頃(私0歳~5歳)のお友達mocoちゃんに、
4年ぶりにお会いしました。
お兄さんが出張で不在だったため、甥っ子の相手を私の旦那様一人に
お願いし、女3人でお茶しながら近況報告会。
mocoちゃんは毎日遅くまでお仕事されているのだけど、それでも毎週土曜に
お茶のお稽古に通っているとのこと。えらい。
私もぼちぼち師匠探しをするか。
話したいことは尽きないのだけれど、それはまたの機会にー。
mocoちゃんをご自宅へお送りしてから、初めて港北のIKEAに行ってきました。
船橋のIKEAは行ったこと無いので、まったく初めてのIKEAです。
甥っ子の相手で旦那様がお疲れだったので、まず2Fのカフェで休憩。
お店はとにかく広いのだけど、カフェも相当な広さ。
どことなく日本ぽくないので、空港のターミナルにでも来ている感覚。
「mocoちゃんのお姉さんも、美人なの?」と旦那様。
そうです、大変に美しい姉妹です。
広い広い店内ですが、いちおう順路が設定されていて、
1階で子供を預け、2階のショールームを歩きながら買いたい物をチェックし、
1階の売り場で商品を掴んでレジへ進む、という具合。
ショールーム部分はリビング、キッチン、クローゼットなどのテーマ別に
コーディネートが提案されています。
びっくりするほどの低価格なだけに、品質はそんなに良くないのですが、
上手く選べば部屋がすっきりするだろうと思います。
スウェーデンの会社らしく、色彩がすてきです。
クッションなどもちょっとイイと思う柄のものもありましたが、ただ、
実際手にとってみると、無印良品のクッションの方が綿の質がいいわー
と思ったり、生地の手触りがイマイチだったり。私ってうるさい日本人。
面白いと思ったのがこのテーブル&椅子セット↓
角を取ったテーブルの、各コーナーに椅子がぴったりはまります。
食事をするには狭いけど、スペースの限られたカフェなんかには
いいなあと思います。
アメリカの家庭用品店と同じ匂いがするセルフサービスエリア↓
笑ってしまったのは、レジを出た所で100円のホットドックが売られていること。
確かに時刻は既に8時になっており、くたくた。
家に帰ってから食事の支度なんてしたくないので、ホットドック一つずつ
頂いて帰りました。
ちなみに、この日IKEAで購入しましたのは、シューキーパー1組と、
ソープディッシュ1つ、それからコンパクトに折りたためる1畳サイズのゴザ。